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Revolutとは?安全性・料金・始め方を初心者向けに解説

Revolutとは?安全性・料金・始め方を初心者向けに解説

海外で買い物をしたとき、為替手数料で思った以上に請求が膨らんだ経験はありませんか。そんなときに活躍するRevolut(レボリュート)は、海外決済のストレスを解消するために生まれた、イギリス発の金融アプリです。外貨の保有・両替・送金をスマホ一つで完結できるうえ、家計管理や割り勘まで対応しています。

安全面や手数料の仕組みを理解したうえで使ってみましょう!

この記事でわかること
  • Revolutが普通の銀行やクレジットカードと何が違うのかが分かる
  • 無料で使える範囲と、手数料が発生する条件を把握できる
  • 安全性の仕組みと注意すべき使い方を理解できる
  • 自分に合うかどうか、登録前に判断できる

Revolut(レボリュート)とは?

複数の通貨をアプリ上で保有・管理できるデジタルウォレットサービスです。

2015年にロンドンで誕生し、現在は世界で5,000万人以上が利用する大手フィンテック(金融×ITの新しいサービス)企業に成長しました。日本では2020年に本格展開を開始し、金融庁の許可のもとで運営されています。

銀行でもクレジットカードでもない、両替・送金・家計管理をまとめて扱える新しいタイプの金融アプリ。まずは以下の表で他のサービスとの違いを確認しておきましょう!

Revolut、Wise、および従来の銀行を詳細に比較した日本語の比較表。Revolut:多通貨の両替・決済に強く、海外旅行や日常管理向き。週末の為替手数料に注意。  Wise:海外送金の手数料透明性が高く、送金メインの利用向き。日常決済にはやや不向き。  従来型銀行:預金保険や長期運用に強く、大金の保全や定期預金向き。為替手数料が高い点に注意。
ぴこまる
ぴこまる

デジタルウォレットとは、スマホの中に入れられる"デジタルの財布"のことです。現金ではなくデータとしてお金を管理するので、複数の国の通貨をまとめて持てます!

Revolutでできること

Revolutの機能は大きく分けて、外貨の両替・決済、海外・国内送金、カード管理、家計管理の4つです。海外利用だけでなく、国内の日常生活でも活躍する場面があります。

1.海外旅行や海外通販での外貨利用

35種類以上の通貨をアプリ内で保有・管理できます。

両替のレート(=1ドルが何円になるかという交換比率)は、一般的な銀行やクレジットカード会社よりも有利。銀行やカード会社は両替のたびに独自の手数料を上乗せしていますが、Revolutは平日かつ月30万円以内の両替なら上乗せなし。月額無料のスタンダードプランの場合、週末は1%程度の手数料が発生しますが、それでも一般的なカードより有利なケースがほとんどです。旅行前にアプリでユーロやドルに両替しておけば、現地でもお得なレートのまま買い物できます。

2.海外・国内への送金

Revolutユーザー同士なら、国内・海外を問わず24時間リアルタイム、かつ手数料無料で送金できます。留学中の家族への仕送りや旅先での割り勘、友人へのちょっとした支払いには、この「ユーザー間送金」が最も手軽でコストもかかりません。

一方で、銀行口座への送金には以下のようにいくつかのルールがあります。

  • 日本国内の口座へ送金:スタンダードプランなら月1回までは無料ですが、2回目以降は1回につき220円の手数料が発生します。
  • 海外の口座へ送金:Revolut側の送金手数料は無料なものの、中継銀行が手数料を差し引くことで、受取額が減ってしまうことがある。

海外への送金の際に受取額が減ってしまうことを防ぐために、最近では追加料金4,200円を支払うことで受取額を100%保証する「すべての手数料を支払う(Pay All Fees)」というオプションも選択できるようになりました。高額送金なら使う価値がありますが、少額送金では割高になるので、都度判断するのがおすすめです。

送金ボタンを押す前に、アプリに表示される「相手への到着予定額」と「適用される手数料」をしっかり確認するのが、賢く使いこなすコツですよ!

3.カード管理とバーチャルカード

アプリからすぐに使えるバーチャルカード(ネット専用のカード番号)を発行できます。

ネットショッピングにすぐ使えるほか、Apple PayやGoogle Payにも対応しているので、スマホをかざすだけで支払いができます。

4.家計管理

コンビニ・スーパー・飲食店など普段の買い物などで使った金額は食費・交通費・趣味などのカテゴリに自動で仕分けされ、グラフで確認できます。家計簿アプリの代わりとして使っている人も多いです。

友人との割り勘も可能で、アプリで相手を選び金額を送るだけで完結します。

知っておくと便利な機能も!

Revolutには、基本的な決済や両替以外にも、生活をちょっと便利にする機能が備わっています。

  • 共同アカウント:2人で1つの口座を持ち、生活費を共同管理できる機能。カップルや同居のパートナーと食費・光熱費をまとめて管理したい場合に便利です。
  • Kids & Teens(Revolut <18):6〜17歳向けのアカウントで、保護者の管理下でお小遣いの受け取りや少額決済ができます。子どもへの金融教育の入口としても活用されています。
  • 使い捨てバーチャルカード:決済が完了するたびにカード番号が自動で破棄・再生成される仕組み。初めて使う海外ECサイトなど、カード情報の漏洩リスクが気になる場面で安心感があります。

Revolutは安全?

海外の金融サービスにお金を預けることに不安を感じるのは自然です。ここではRevolutの安全性を支える仕組みと、注意が必要な使い方を整理します。

国に認められた正規のサービス

Revolutの日本法人は、金融庁に正式な登録を済ませた事業者です。つまり、国の許可を得て送金サービスを運営しています。

また、ユーザーが預けたお金と同額以上の資金を別途貯めておく義務があります。万が一Revolutが経営破綻しても、預けたお金は返還される仕組みです。

ただし、銀行のように「1,000万円まで必ず保護される」という預金保険とは別物。決済や送金のために一時的にお金を置く場所と考え、全財産を長期間預けるような使い方は避けるのが賢明です。

万全のセキュリティ対策

アイコンと日本語の説明付きで、5つのセキュリティ機能を一覧にした表:AIベースの不正監視、本人確認、生体認証、即時カードロック、オンライン決済用の使い捨てカード番号。

カードを紛失したり盗まれても、アプリからすぐに利用停止できるため、被害を最小限に抑えられます。さらに、24時間AIが不審な取引を監視しているほか、指紋認証・顔認証によって第三者がアプリを操作できない仕組みも整っています。

登録時には公的身分証による本人確認も必要です。

やってはいけない使い方

個人アカウントを副業の報酬受け取りなど商用目的に使うと、規約違反としてアカウントが凍結される恐れがあります。

仕事の決済や報酬受け取りが必要な場合は、法人・個人事業主向けの「Revolut Business」に申し込みましょう。

Revolutの料金は?無料で使える?

多くの人には月額無料のスタンダードプランで十分です。ただし、利用シーンによって手数料が発生するケースがあります。

プランは3種類

月額無料のスタンダード、980円のプレミアム、1,980円のメタルの3つから選べます。有料プランほど両替の上限が上がり、ATMの無料引き出し枠も広がります。

メタルプランはすべての支払いに1%のキャッシュバック(上限5,000円/月)がつく点が大きな違いですね。

スタンダードプランでも、口座開設・バーチャルカード発行・国内外でのカード決済・ユーザー間送金など基本機能はすべて無料で使えます。

3つの金融サービスプラン(スタンダード、プレミアム、メタル)を比較した表。月額料金、為替手数料、ATM引き出し手数料、国内送金手数料、キャッシュバックオプションの詳細が記載されています。

カード発行・配送の費用

カード番号だけのバーチャルカードは完全無料で、申し込んだその場から使えます。まずはバーチャルカードから始めて、必要を感じてから物理カードを注文するのがおすすめです。

物理カードの発行自体は無料ですが、配送料として通常500円、速達なら2,000円かかります。

ATM利用時の手数料と引き出し

スタンダードプランの場合、月25,000円までは国内外のATMで手数料なしで現金を引き出せます。それを超えた分には2%の手数料がかかります。

注意したいのは、ATMで引き出せるのは銀行振込などでチャージした残高だけという点。Revolutには事前に現金(残高)を入金しておく必要があります。クレジットカードからチャージした残高はATMで現金として引き出せません。旅行先で現金が必要なら、出発前に銀行振込でチャージしておきましょう。

両替の手数料と週末の注意点

平日であれば、スタンダードプランでも月30万円相当まで手数料なしで両替できます。超えた分は0.5%の手数料がかかりますが、プレミアム・メタルプランなら無制限で無料です。

ただし週末(日本時間の土曜早朝〜月曜早朝)は、為替市場が閉まるためスタンダードプランのみ追加手数料が発生します。両替は平日のうちに済ませておくのがおすすめです。

週末に手数料が発生する理由は?

為替市場とは、世界中で通貨を交換する場のことです。

平日は市場が動いているので安定したレートで両替できますが、週末は市場がお休みのため、リスク分が手数料として上乗せされます。

チャージ方法で手数料が変わる

各種決済方法の手数料をまとめた日本語の表:銀行振込、国内Visaデビットカード、国内Mastercard(クレジットカード/デビットカード)は無料。国内Visaクレジットカードおよびプリペイドカードは1.7%、Mastercardプリペイドカードは1.3%の手数料がかかる。

Revolutへのチャージ(入金)は、方法によって手数料が変わります。銀行振込か国内発行のMastercardクレジット・デビットカードなら無料。

一方、国内発行のVisaクレジットカードやプリペイドカードは1.7%の手数料がかかるので注意が必要です。

ぴこまる
ぴこまる

無料の方法を選ぶだけで余計なコストを避けられますよ!

Revolutの弱点・注意点

Revolutは便利なサービスですが、向いていない使い方もあります。

1. スタンダードプランでもすべてが無料ではない

スタンダードプランの場合基本機能は無料ですが、以下のケースでは手数料が発生します。使う前に頭に入れておきましょう。

  • 週末の両替(スタンダードプランのみ):1%程度の手数料
  • 月30万円を超える両替(スタンダードプランのみ):超過分に0.5%
  • Visaクレカ・プリペイドカードでのチャージ:1.7%
  • 国内銀行口座への送金(月2回目以降):1回220円
  • ATM引き出し月25,000円超:超過分に2%

いずれも平日に両替する、チャージは銀行振込かMastercardを使うといった使い方の工夫で避けられるものばかりです。完全無料で使いたい場合は、上記を意識しましょう!

2. 国内利用だけならポイント面で不利

スタンダードプランには、クレジットカードのようなポイント還元がありません。普段の国内の買い物だけが目的なら、還元率1%のクレジットカードのほうがお得になるケースがほとんど。

Revolutは海外旅行や外貨の両替、家計管理のツールとして活用し、国内の買い物はポイントが貯まるクレジットカードと使い分けるのが合理的です。

国内利用でのカードを探している人は、以下の記事もぜひ参考にしてみてくださいね!

3. サポートや本人確認でつまずくことがある

海外のサービスのため、チャットサポートの日本語が翻訳調で分かりにくい場合があります。

また、ある日突然「このお金はどこから来たものですか?」と資金の出どころを証明するよう求められることがあります。これはマネーロンダリングを防ぐための確認で、給与明細や銀行の残高証明書を提出すれば解決します。知らないと驚くかもしれませんが、正直に対応すれば問題ありません。

ぴこまる
ぴこまる

マネーロンダリングは、犯罪で得たお金を正当なお金に見せかける行為です。Revolutはこれを防ぐために確認を行うことがあります。普通に使っているなら、給与明細などを提出するだけで問題なく解決しますよ!

Revolutはどんな人に向いてる?

Revolutのメリットを活かせる人と、他のサービスのほうが合う人はある程度はっきりしています。登録前に自分の使い方と照らし合わせてみてください。

向いている人

  • 海外旅行や海外通販をよく利用する人
  • 外貨を有利なレートで持っておきたい人

家計の支出を自動で整理したい節約志向の方や、子どもにキャッシュレス決済を体験させたい保護者にも活用の幅があります。

向いていない人

  • 銀行窓口のような対面でのサポートを重視する人
  • 国内の買い物でポイントをしっかり貯めたい人

まとまった資産を長期間安全に預けておきたい場合も、銀行口座を使うのが適切です。

迷ったらまず無料で試してみる

申し込むか迷った際は、月額無料のスタンダードプランに登録して、バーチャルカードの利用を試してみることをおすすめします。

国内の少額決済や海外通販で使ってみて、自分に合うか確かめてから有料プランを検討すれば十分。費用ゼロでスタートできるので、合わなくても損はありませんよ。

Revolutの始め方

スマートフォン1台あれば、登録から最初の決済まで15〜30分程度で完了します。

準備するもの

必要なのはスマートフォン(iOSとAndroid両対応)、SMS(ショートメッセージ)が受け取れる日本の電話番号、そして運転免許証・マイナンバーカード・パスポートのいずれか1点です。

  • スマートフォン(iOS・Android対応)
  • SMS受信が可能な日本の電話番号
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード、パスポートのいずれか)

登録からカード利用までの流れ

アプリの登録と資金調達の手順を4つのステップで示すインフォグラフィック:ダウンロード、個人情報の入力、自撮り写真による本人確認、口座への入金のための銀行振込。

まずアプリをダウンロードして電話番号を認証します。次に名前や住所などの基本情報を入力し、本人確認書類と顔写真を撮影して送信。

審査は数時間から数日かかりますが、その間にバーチャルカードは発行できるため、オンラインショッピングならすぐに使い始められます。

審査が通ったら銀行振込でチャージして利用開始です!

最初にやっておくと便利な設定

Apple PayまたはGoogle Payにカードを登録しておくと、スマホをかざすだけでタッチ決済ができるようになります。

あわせてセキュリティの設定も確認しておきましょう。不要なオンライン決済を一時的にオフにするなど、自分の使い方に合わせて調整できます。

まとめ

Revolutは、海外旅行や海外通販での為替手数料を大幅に抑えられる金融アプリです。国内でも家計管理や割り勘ツールとして使えるため、節約志向の方にも活用の幅があります。

週末の両替手数料やチャージ方法による手数料の違いなど、知っておくべきポイントはいくつかありますが、事前に把握しておけばどれも避けられるものばかりです。

三井住友カードのゴールド特典獲得を目指して年間100万円の利用実績を積む(いわゆる100万円修行)方にとっては、Revolut(Mastercard)へのチャージが実績にカウントされる点も見逃せません。au PAYやJAL Payが対象外になった後も、Revolutは対応ルートとして注目されています。修行との組み合わせ方については、以下の記事で詳しく解説しているので、あわせて参考にしてみてくださいね!

よくある質問

A

日本では「履行保証金制度」により、ユーザーの資金と同額以上がプールされています。万が一破綻しても、預けたお金は返還される仕組みです。ただし銀行の預金保険とは別制度のため、全財産を預ける使い方は避けましょう。

A

VisaまたはMastercardのロゴがあるお店ならどこでも利用できます。コンビニ、スーパー、飲食店など日常の買い物に問題なく使えます。Apple Pay・Google Payに登録すれば、スマホだけでタッチ決済も可能です。

A

海外送金がメインの用途ならWiseが向いています。日常の外貨決済や家計管理など多機能さを求めるならRevolutが便利です。両方を無料で試して使い分けている人も多くいます。

A

スタンダードプランの月額は無料です。ただし、週末の両替(1〜2%上乗せ)、Visaクレジットカードでのチャージ(1.7%)、月30万円を超える外貨両替(0.5%)など、特定の操作で手数料が発生します。平日に両替し、銀行振込でチャージすれば、ほとんどの場面を無料で使えます。

A

アプリ内の設定からアカウントの解約手続きが可能です。解約前に残高をゼロにする(銀行口座へ出金する)必要があります。

この記事を書いた人

PICORA編集部 野村

PICORA編集部 野村

証券を扱うメディアからPICORAの担当になりました。自身の実際の経験や、信頼できる一次情報を元に記事を作るよう心がけています!正しいお金の知識を身につけることで、ポイ活の可能性を最大限引き出せるお手伝いができたら幸いです。

公開日:2026年4月17日

更新日:2026年4月17日